立秋を過ぎ、処暑にさしかかろうとする今日この頃。日本の各地に水田が青々と広がっています。運がいいと、写真のような白い花も見られるかもしれません。これが、イネの花。かわいいですね。すでにコメの形になっていることもわかります。
「運がいいと」と書いたのは、イネの花ははかないからです。こうして人間が観察できる状態で外に顔を出しているのは、わずか数時間のこと。風が強い日などは、すぐに落ちてしまいます。
この後、結実したコメは厚い外皮で守られます。これが籾殻(もみがら)。果実、すなわちコメを茎から取り外す作業を脱穀(だっこく)、続いて籾殻を取り去ることを脱稃(だっぷ)といいます。これで玄米になるわけです。さらに、玄米から米ぬかを取り除く作業が精白で、これによっておなじみの白米となります。
米ぬかはビタミンやミネラルと油分を含みます。こめ油には、その恵みが生かされています。