築野のこめ油は、おいしくて引き立て上手。しかし、「引き立て上手」が欠点になることもあります。油は重要な調味料のひとつでもあるのです。こめ油より、他の油が向くお料理もあります。
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| イタリア料理、スペイン料理などには、香り高きエキストラバージン・オリーブオイルを。 |
日本の食卓の特徴は、和食からエスニック料理まで、さまざまな国のお料理が取り入れられていること。それぞれのお料理をおいしくいただくために、油も使い分けるといいでしょう。お勧めは、こめ油とゴマ油、オリーブオイルの3種類を揃えることです。いずれも、健康面で安心できる植物性のオイルであるうえに、この3本があると、お料理のバリエーションの多さに対応することができます。
和食全般には、こめ油が向いています。くせがなく、素材の香りや風味を引き立てる調味料です。天ぷらもからりと健康的に揚がります(さくっとした衣は、油切れがよい証拠でもあり、カロリーもそのぶん低いのです)。
レンコンのきんぴらのように、素材にあまり風味がないお料理や、中華料理、韓国料理をつくるときは、ごま油が向いています。ゴマの香りが違う意味で素材を引き立て、おいしくいただくことができるのです。
イタリア料理やサラダには、オリーブオイルとこめ油の使い分けをお勧めします。できれば、オリーブオイル、エキストラバージンオリーブオイル、こめ油の3種類を、目的に応じて使うといいでしょう。加熱調理にはオリーブオイルかこめ油、サラダのドレッシング作りやパスタには、エキストラバージンオリーブオイルかこめ油です。それぞれの選択で、風味ががらりと変わりますから、同じ料理でも油を変えると、味わいが変わるおもしろさもあります。
「油はダイエットの大敵」と思い込んで、ひたすら摂取を避けるのは、いろんな意味で間違っています。たしかに脂肪はカロリーが高いのですが、摂取が不足すると、細胞を作る成分か足りなくなったり、ビタミンA, D, Eが不足したり、肌に潤いがなくなったり、ひどい場合は成長阻害が起きたりします。だから三大栄養素として、炭水化物、タンパク質、脂肪が挙げられるのです。
もしもダイエット中であれば、なおさらのこと、品質の高い油を選んで、上手に使い分け、おいしく、バランスのいい食事をとるように心がけてみてはどうでしょう。世界の畑のどこを探しても、「サラダ油」「天ぷら油」の花は咲いていません。油の種類やそのもととなる植物について意識するところから、健康づくりは始まるのです。
みなさまに築野のこめ油を選び続けていただけるように、私たちも精進を続けてまいります。
(了)
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